2014年05月30日

平成25年度 社会研修会


今年の社会研修会は、私が勝手にサブタイトルをつけるとするならば、
目指せ! アウトドアの達人」です。

企業に入ってから、イベントとして野外でバーベキューをするコトもあるでしょう。
また、クルマを運転するようになり、気の合った仲間どうしで、
キャンプをして、テントを張ったり、
日帰りでも、川のほとりなどで、気持ちよく飲み食いをする機会がやってきます。

そのとき、「動ける」人間は、カッコイイ。

「動ける」ようになるには、経験が必要です。

経験者にとっては、何でもないコトでも、経験値ゼロの者にとっては、まったくの未知なる世界です。
経験者は、「人に教える」コトで、コミュニケーション力を高めるチャンスです。


行き先は、伊良湖休暇村でした。

ほとんど、伊良湖岬の先端です。

海なし県の岐阜県民である私にとっては、海は、眺めるだけで、気持ちが広がります。

しかし、バスは、海沿いの道を選びませんでした。

何か理由があるのかなぁ。

それでも、着く前に、少しだけ、水平線を見るコトができ、イイ気分でした。


伊良湖休暇村に着きました。
平成25年度 社会研修会

まずは、テント設営です。

屋外で行うのかと思っていましたが、体育館内でした。
天気が良過ぎたので、熱中症対策だったのかもしれません。

というコトで地面に杭(?)をブッ刺す作業は置いといて、インストラクターの指導の下、
7、8人チームで、テントを組み立てていきます。
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何ちゅうか、時代は進み、組みやすい造りになってるなぁ、と感じました。
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そんな中、やったコトある者、初めての者、いろいろおりましたが、
声をかけて指示する者、全体をよく見ている者、声だけ出してるけど動きがテキトーな者、
このヘンで、個性が出てきます。

それでも、目的は一つなので、協力性高く、順調に進んだように思いました。
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中には、二重構造のテントの上からカブせるほうを、生地をウラにしてしまった班もありましたが、
インストラクターも、「まぁ、イイでしょう」というコトでした。

組み立てたら、ザンネンながら、今回は、すぐに片付けます。
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片付けの作業のほうが、テキパキしていたように思えたのは、気のせいでしょうか。


さて、ここからは、さらにサバイバル要素が高くなります。

昼食のカレーは、3、4人の班で、飯盒炊飯による、カレーライス作りです。

失敗でもすれば、昼メシにありつけなくなります。

実は、教員どもは、飯盒によるごはんのほうを、たいそう心配しておりました。

カレーは、割とゴマカシがキく料理だろう、と。

私自身、全然、料理は不得意ですが、カレーは何とかなります。


各サイト(?)に分かれて、調理開始です。
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薪が配られたのですが、まず、火が点かない班が出てきました。

前日の晩の大雨で、湿気てしまった薪もあったようです。
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それとは別に、薪への空気の取り入れかたが悪い班もありました。

ここでも、火を点ける係、コメをとぐ係、野菜を、皮をむいたり、切ったりする係、
各班、協力体制ができておりました。
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必ずしも、「指示待ち人間」しかいない、というワケではありませんね。

しかし、コメをとぐのも初めてだったような学生たちもおりました。
じゃあ、ぜひ、経験してもらいましょう!


それにしても、薪から出る煙で、とっても目が痛い!
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安定した火力が得られずに、苦労して、ガスの偉大さを思い知りました。
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カレーの作りかたもいろいろで、肉を最後に入れた班もありました。
その班は、煮汁が白濁色になってしまって、もはや、アクどころの騒ぎじゃあありませんでした。
でも、結果的にウマく行ったんです。


今回の問題は、水加減でした。

シャビシャビカレーを通り越して、お上品なスープカレー、いや、カレースープになってしまった班が出ました。

私の小学生時代の学校給食にあった、カレーシチューという名の、薄いカレースープの味を思い出しました。


でも、どの班も、焦がさず、イイ炊き上がり具合だったのはリッパだと思いました。

じゃあ、ナゼ、カレーは・・・。


コメは、4合という情報があり、飯盒の内側には、5合の線だけがあったので、それが目安となりました。
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しかし、カレー鍋は、形状も各班でまちまちでした。

市販のカレールゥにも、作りかたが載っているので、それを読めば、水の目安も、ある程度ワカったんでしょうが、
初めてだと、仕方ない部分も多いような気がします。

まぁ、結果的には、少なめにしておいて、後で水を足したほうがヨカったワケですが、
コレも、初めてだと、仕方ありません。


教員班も、失敗してしまった班に、ちょっと交換しましたし、
班同士でも、交換しているさまが見られて、ヨカったと思います。

飯盒のほうばっかり気にしていたので、
コレも、実際にやってみないとワカらんモンだなぁ、と思いました。


しかし、何はともあれ、
学生たちの、普段では見られない表情や、意外な素晴らしい行動などが見られて、ヨカったと思います。
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さて、今回の社会研修会を一言で言い表すとすれば、
やってみなくちゃあわからない
コレに尽きると思います。


学生諸君においては、今後、学生時代にもやってくる、
就職活動や、卒業研究、資格試験、授業における実習、
とにかく、動いてみないコトには、失敗も、成功もありません。

失敗も成功もない、というコトは、何も知らない、というコトです。

たかが、カレーでも、取り組んでみたからこそ、ワカったコトが多かったのではないでしょうか。

ホンモノの「知識」は、情報だけじゃあありません。
経験して、自分のモノになったとき、それが真の「知識」になるのです。

今回の経験を、ぜひ、至る場面で発揮してほしいと思います。
平成25年度 社会研修会

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Posted by あいジョー  at 20:00 │Comments(0)イベント

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